競技クイズに疲れて、QMAに楽しさを見出した、という話

たまーに大学時代のツイッターアカウントに戻って、TLを見てて色々と思い出すことがあって一度ブログにまとめて気持ちを整理したかったので。

 

以前こういうことを書いてた。

logiuni-qma.hatenablog.com

 

これが去年の2月上旬。

それから新型コロナの流行によりabc/EQIDENやAQL2019決勝リーグなどあらゆるクイズ大会が延期、中止に。

前は年1ぐらいで参加できればと書いてたけどなかなか大会自体が開かれない状況となった。

でたまに大学のクイ研にいた頃を振り返って、ふと思った。

 

「あれ、楽しさより辛さのほうが多くなかったか?」

 

今思うと大学時代は色んな意味で余裕がなく、クイズにかけられる時間も精神的余裕もなかったなあと。

それでも周りの先輩やら同期やら後輩やらがめきめき頭角を現す中で自分は置いてけぼり気味だったのがやっぱり辛かった。

大学3年ぐらいまでは毎週3日例会に出て、週1ペースで部内の企画に参加して、1~2ヶ月に1回インカレの企画に参加して、たまーにクイズ大会に出て…。なんかかけた時間の割に強さが全然比例していないというか。(今思うといわゆる予習と復習に全然時間を割いてなかったので当然なんですけど)

4年になってからは研究室とバイトで例会には顔を出しにくくなったのと精神的に不安定な時期で色々迷惑をかけました。

 

その後なんだかんだあって社会人になって、最初に掲げた目標は「QMAと競技クイズの両立」。今思うとほんと何考えてんだこいつ。

でゲーパニ京都に行ってQMAしていたら知り合いに遭遇。QMAを真面目にやり始める切っ掛けに。

一方の競技クイズの方も「まずはabcとSTUを覚えよう」と思い、データを拝借、少しずつ勉強していく。

 

そんななか11月ごろにstuが開催されると知り、自分がどこまでできるか試してみようと思いエントリー。

それから対策として自分の苦手意識が強かった社会や歴史で少しでも点を取るため、QMAで文タイ、社タイに取り組み始める。座学も並行で進めていた。

で結果は散々。当然予選通過などできず。

東京まで新幹線使って来て前日入りして、なおかつ次の日は仕事だったので新幹線で帰らざるをえなかったのにこのザマである。虚しかった。これ以降abcとSTUの座学はやらなくなった。

 

でしばらくはQMAの方をずっとやってる中で、6月ぐらいからやり始めたスポタイが少しずつ出来るようになってきて、少しずつ楽しくなってきた。

それからしばらくはブートで9割の壁を超えられない事態になるも、勉強法を変えたりひたすら回数を積み重ねて9割超えを達成したときはやっぱり嬉しかった。

同じ方法で少しずつ他の形式にも手を出し始め、成果が出てきてもっと進める、といった正のループに入ってた。

大会で他選にやられたら今度は取ってやると思いその形式に手をつけることも(これは自分のモチベ次第だけど)

それで結局、競技クイズが辛くてQMAが楽しい、という状況になった。

 

自分なりにこうなった要因をば。

・成果が目に見える形か、比較的早く出るか

競技クイズの場合はペーパークイズと早押しクイズが中心になる。ペーパークイズの場合は、比較的成果が目に見えやすいが成果が出るまでどうしても時間がかかる。早押しクイズの場合は、強い人がいると仮に成長していたとしても成果が見えづらい。

一方QMAの場合は、成果はトーナメントでの正解率として反映される。特定ジャンルの特定形式、と絞れば問題数も限られて勉強しやすくなり、特に苦手ジャンルの場合は少し勉強すれば目に見えて正解率が上がるのでモチベーションも上げやすい。

・座学でやるべき学習量

自分の場合は得意ジャンルと苦手ジャンルがわかりやすいので、競技クイズで強くなろうと思うと苦手ジャンルの補強がまず中心になる。だが、競技クイズの問題集でジャンル分けされているものはかなり珍しい(自分の感覚と感想)ため、ジャンルの抽出から始めるか、その問題集を頭からすべて覚えるかになる。自分は記憶力のいい方とは思ってないので、頭からすべて覚えようとする前にゲンナリして気力を無くしてしまう。

QMAでは特定ジャンルの特定形式、と絞ることで問題数も限られて勉強しやすくなり、更に幸いなことに各ジャンル、各形式ごとに問題と解答をまとめたサイトがあるのでそれを最大限に活用できる。(それでもマルチは難しいけどまあそれはそれということで)

・学習性無力感、のようなもの

あくまで「のようなもの」。特に早押しの場合は顕著かな。何回やっても早押しでボタンが点かない→座学をしなくなってなおついていけなくなると負のループに入ってしまう。

もちろんQMAでもランカーと当たるとしんどいが、自選の引きなどの運次第で勝てることもたまにあるのと、負けたとしてもその原因が見えやすいので比較的マシかと。

・時間的、金銭的、精神的な余裕

たぶんこれが一番大きい。大学生の頃は前半は授業がみっちり入り、後半は研究室と学費のためのバイトで時間と金銭がなくなってた。QMAを真面目にやり始めたのは社会人になってからで、時間的にも金銭的にもかなり余裕ができたため、QMAを楽しむ余裕ができたのだと思う。

 

あーだこーだ書いたけど、結局は全部自己責任。結果が出ないのは勉強不足でしかなくてその言い訳をつらつら書いてるだけ。とはいえ、一度気持ちが切れるとそれを戻すのは自分にとってはすごくキツイので競技クイズは今後はよほど気が向かなければまず出ないかと。(念の為書いておきますがクイ研の環境が悪かったわけではないです、むしろかなり良い環境でした)

一方のQMAは現時点ではモチベが比較的高いのでもっと強くなりたいと思い、今は苦手意識の強い芸タイに取り組んでる最中。できればタイピングとエフェクトを横にやりたい。

 

一通り書ききってスッキリした。ウマ娘関連でちょこちょこ書こうかねえ。